2009年05月31日

世界危機の理解と解決策

今日、通勤電車で交わされる同僚や知人とのさりげない会話の内容は、たいてい世界危機に対する懸念についてです。会話は通勤費用や昼食の値段や好い仕事がないことなどに始まり、必然的にもっと大きな心配事になります。防腐剤、病気、景気の低迷、自然災害、そして世界戦争などです。そして大抵の会話は「いったいこの世界はどうなってしまうのだろう?」といって終了します。


カバリストは私達が現在直面している全危機には、たった1つの目的しかないと言います。それは人類と自然全体の力との不均衡をバランス状態に戻さなければならないことを気づかせているということです。実際、自然における人間以外のすべてのものは、愛とレシプロシティー(相互依存・相互利益)の原則を守りながら、完全に調和して存在しています。そして、世界との不均衡を招いているものは、人間のエゴだけです。


しかし、エゴは人間の先天的性質であり、どんなに努力しようがエゴを消滅させることはできないこともカバラは説いています。したがって必要不可欠な自然との均衡を獲得するには、私達のエゴの使い方を正すだけでよいのです。その意味は、私達の全行為において今とは違う意図や意向を自分の中に発達させることです。それは自然という万物を包括する全体的な力と私達をバランス状態に導かせる愛と授与の意図や意向のことです。


この意図や意向を発達させ、エゴイズムの使い方を是正するのに、今日ほどよいタイミングはありません。Annie Leonard氏の著書『The Story of Stuff』は、米国の現在の消費率における驚くべき統計事実と、私達の人生に及ぼすその影響を指摘しました。例えば、世界の全人口の約5%を占める米国は、 過去30年の間、世界の天然資源の3分の1を消費しました。また私達は人間のアイデンティティーにおける最高価値として企業からなる最大世界経済の 51%を使い、世界中で生産し消費を促しています。しかしここで疑問があります。世界はより幸せに、平和に、安全になりましたか?


そうなってないことが事実です。その理由は単に自然の相互授与(お互いに分け与えること)という法則とは真逆の私達人間におけるエゴイズムによるものとカバラは説明します。したがって私達の利己的な目標や意図を奨励すること(個人の収入や消費を増やすことなど)は、世界危機を深刻化し私達の苦しみを長引かせるだけなのです。


歴史は、今までの危機の解決法には全くの効果もなく、問題がただ悪化したことを示しています。その理由は私達の現在の性質( 正されていない人間のエゴイズム )に留まる限り、ポジティブな変化をもたらすことは不可能ということを私達がいつか自覚しなくてないけないからです。(これについて人間の選択肢はありません。)


世界危機が起きていることを私達が自覚する日は確かにかなり近いといえます。しかし重要なことは、私達が授与という自然法則を、自ら進んで守るようになることで初めて危機の解決を本当に始めることができるということです。そうする為には、私達の利己的な性質(エゴイズム)の正しい使い方(正確に言うと、どのようにして全行動における意図や意向を“自分の為”から“他者の為”に移行するのかということ)を学ばないといけません。そしてそれこそがカバラの英知が教えることなのです。



もっと知りたいと思った方はこちらのサイトをご覧ください:
ブネイ・バルーフ カバラ教育研究所
Bnei Baruch Kabbalah Education & Research Institute
マイケル・ライトマン博士のブログlaitman.com
YouTube日本語字幕つきビデオ
www.illuzia.net(日本語)


posted by watermouth99 at 15:35| Comment(0) | 経済・社会・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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