2008年12月20日

現在の世界危機に対する洞察

要約:差し迫っている経済および環境危機に立ち向かうためには、私達の態度と意図における徹底した変化が求められます。カバラは、私達の誤った進路の転換の仕方を教えてくれます。

キーワード:カバラ、世界危機、環境、グリーンスパン、連邦準備制度(Federal Reserve)、ナシーム・ニコラス・タレブ、インフレ、愛他・利他、利己、ユートピア、矛盾、方法

カバラ:現在の世界危機に対する洞察


世界中にある政府は、世界経済成長率の低下と原油高などにより、有権者に公約を果たせなくなりつつあります。実際に経済状況は去年と比べ変化しており、労働者世帯、起業家、会社・企業、地方政府などに対し、来るべき世代のために必要なインフラ整備や地球を救うといった公約などを全て果たすのが難しくなっています。

アジアでのクレジット危機およびITバブル崩壊以前までは、世界経済は急速な景気上昇を示していました。その頃の私達は、景気の後退は有り得ないと信じていました。米国の前連邦準備制度(FRB)理事会議長のアラン・グリーンスパンが見守ってくれるから大丈夫と思っていました。そして未だに、景気の低迷から切り抜けるという声も多くあります。中国とインドにおける消費者保護運動の拡大が世界経済を引っ張っていくだろうと言うように。それは、私達が新しい「偶像崇拝」に移ったということです。

その中国とインドの好景気が真実であれば心配はないのですが、歴史は違うことを示しています。過去の100年間だけをとってみても、大恐慌の連鎖の鮮明な記憶が私達に警告をします。少しの例だけでも、1929年、1939年、1973年、1979年、1989年、1990年の日本、1998年、そして2000年とあります。経済のバブルは定期的に崩壊するものです。そして涙と一緒に幸せの日々は終わりを告げるのです。

私達の予想でまだ計算していないことが狂う可能性もあります。例えば、色々な災害に苦しむ中国がインフレを起こし、生産が低下する可能性。食料価格高騰が、未発達の中国内陸部やそれ以外のアジアの地域で、巨大スケールの社会的動揺を引き起こす可能性。水不足が公共支出を増やし、飲み水の確保から起こる恐れのある国境争いなどの可能性。

全ての国家は自国の外側から物事を捉えないといけません。世界経済と世界金融システムの相互連結している度合い、海外市場と海外生産能力に対する信用、国際資本市場への依存、そしてそれらに中国が大きく貢献していることなどは、私達が経済のバブル成長や崩壊から保護されていると錯覚を起こさせるのです。ここで知っておかなくてはならないことは、どんなに緻密に計算された現実のモデルでさえ、関連する全要因を含むことは絶対にないということです。 ナシーム・ニコラス・タレブの『Black Swans(黒い白鳥)』も同じことです。その要因とは、非常に影響力があり、予想することが難しく、通常の予想の領域を超える、滅多に無いような出来事などです。

このようなことが起きた場合には、世界中の政府はどう対応すべきなのでしょうか? 政府にとって出来る事はあまりないといえます。それは、私達次第だからです。普通の市民一人一人が将来のビジョンをもってこれらの決断をしないといけないのです。あなたは小さくなる「パイ」の取り分のために争いますか? それとも、違った行動をとりますか?

困難な状況の時期において、すべてのことが悪いという訳ではありません。それは、個人の成長の時、不幸に立ち向かいながら協力する時、そして利他の為の自己制限の時なのです。家族や友達や隣人の取り分が少なくなることを知りながら、贅沢をしたり、不足している資源を無駄にすれば、 人は自然に恥を感じるものです。それは、将来に対する信頼が決め手になる時でもあるのです。

今や全世界の国々において、大きな変化が求められています。そして特に先進国から求められているのです。世界がどのように相互連結しているかが明白になるにつれ、私達は、人類が色々な地域からなる1つの統合された国家であると気がつく必要があります。それぞれの地域は独自の強さ、弱さ、要求、そして願望を持ち合わせているのです。しかし、全ては1つのものを構成する部分なのです。私達の社会連帯と自己制限を、異なる言葉をはなす人、異なる信念や信仰をもつ人、異なる肌の色の人、異なるエチケットの概念を持つ人、そして訪れたことのない場所で生活している人などを含む、全人類の利益のために実施しなければいけません。

過去において、社会の利益が個人の利益よりも重要であるという原理のうえに樹立された国は、多々存在してました。しかし、このような国は必然的に崩壊してきました。その最も大きなケースが、私有財産の撤廃および制度化した社会連帯の押しつけに基づいたソビエト連邦の崩壊でした。カバラの英知は、なぜこのようなユートピア的国家が消える運命にあるのかを説明します。それらの国は愛他的な行動を国民に課そうと試みました。しかし私達の先天的性質は利己心に基づいて行動することとカバラは唱えます。その結果これらの国の人々は、自分の性質に反する行動を強いられ、ますます不満になったのです。そして必然的に一部の人間は、それが物質的な品物、または権力であれ、他者よりも多く取るようになったのです。理想と現実の矛盾は結果的に体制を崩壊させるのです。

カバラによると、社会の中の全員が満足し安住する唯一の方法は、私達の性質そのものを変化させることです。カバラは私達全人類が1つの魂であることを経験させる方法を提供します。人々がこの真実を理解した時、他者を気遣うことが実は自分を気遣うことと同じであると確信します。そして人々を強制的に他者に与えさせ分かち合わせる必要がなくなります。それが、新しい私達の先天的性質になり、社会は繁栄します。今日直面している危機は全て消え、過剰消費と搾取は過去のものになります。そして世界は調和するようになるのです。

もっと知りたいと思った方はこちらのサイトをご覧ください
ブネイ・バルーフ カバラ教育研究所
Bnei Baruch Kabbalah Education & Research Institute
マイケル・ライトマン博士のブログlaitman.com
posted by watermouth99 at 16:15| Comment(0) | 経済・社会・暮らし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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